景気判断は雇用の強さ次第?8月1日相場考察
考察は値動き、指標によって変わってきますのでリアルタイムの情報を重視してください。リアルタイムでの分析や実際のエントリーは Twitter(@Mocha_crypto)で書いたりしていますのでよければそちらも。
先週もドル↓、金融資産↑と巻き戻しが続きました。先週の記事では「無理に手を出す相場じゃない」みたいなことを書きましたが、ついポジってしまい損失を出す羽目に…反省します。
今週は考察通りにトレードすることを目標にします。と言っても雇用統計週ですし、チャートも中途半端ななのであんまりトレードしなさそうですが。
↓前回記事
ファンダおさらい
ファンダに関してです。米GDPが2四半期連続でマイナスを記録したことで、テクニカルリセッション入りとなりました。それを受けて株・仮想通貨は上昇・・・。解釈が難しいところですが、5年債利回りの下げもあり、直近の金利上昇方針に見直しがされるのでは?ということで買いが入ったように思われます。一義的とはいえリセッションですが、パウエル議長は労働市場の強さから「そこまで不況ではない」というスタンスのようです。なので言わずもがな今週の雇用統計は超重要になってくるでしょう。
ユーロに関して、先週ノルドストリームのガス供給が40%→20%とまた減らされたようです。エネルギー不足により景気は後退していくでしょう。先週のGDPは強めでしたが、これまでが弱すぎたためプラスになった、という受け取られ方だったようです。
ドル円
先週に引き続き調整。三連ダイバ+ウェッジに逆らってはなりません・・・。前回安値を支えた50日移動平均線を割り、チャネル下限も怪しい感じです。値幅的には結構な調整をこなしましたが、まだ下げ余地があるようにも見えます。RCIの青ラインが底打つまでは長期ロングポジは待ったほうがいいでしょう。水平線がある131.3円あたりの反応を見たいですね。短期トレードは上下どちらもチャンスはありそうですが、難易度は高そうです。
ユーロ円
ユーロドル
ユーロ円は正直難しいです。ユーロは弱いけど、RCI短期が底打ち反転すれば再び上がっていきそうにも見えます。が、背になるトレンドラインも無いので触りづらいですね。
ユーロドルの売りを狙うのが一番いいように思います。チャネル・水平線を背にして売りポジをコントロールしていきましょう。雇用統計もあるし、長期ポジをある程度確保しつつ、下がったら一部利確して戻りを待ってまた売る、みたいなトレードになりそうな気がしてます。
ポンド円
ポンドドル
ポンド円はチャネル下限が近いなということで少し意識しておきます。
実際のエントリーはドル円の動向次第になります。
ポンドドルはウェッジが成立してチャネル上限まで上昇しました。あんまりエントリーは考えてないですが、ポン円↑・ポンドル↓ならドル円は上方向なのかなあとぼんやり思ったりします。何かの参考になれば。
仮想通貨
仮想通貨は全くわかりませんが、個人的な反省文として書いておきます。見ないでください。
BTCは黒いトレンドラインを抜けたあとでやや押して再び上昇。ETHはC.Fork成立した後戻してきて20~30EMAをサポートに再び上昇。ETHのC.Fork後のロールリバーサルは狙っていたのですが、水平線まで来ずEMAで反発・・・。難しいですね。BTCもトレンドライン抜けてるんだから、押した後もう一回くらい上昇あるでしょって思っても良さそうなのに、あんまりそういう思考になれてませんでした。下目線から切り替えられてなかったんだと思います。あとはテクニカル的にしっくりくる所まで来ない場面が多かったので、いまいちエントリーに繋がらなかったところもあると思います。
今後の値動きですが、いい加減落ちろよと思ってます(願望)。上抜けしてきたら次の水平線まで上昇余地がありそうですね。米株指数もいいところまで上がってきてるので、調整が入っても良さそうなものですが・・・。正直自信ないです。
まとめ
今週も指標で乱高下あるでしょうか。特に金曜日の雇用統計で為替も株・仮想通貨も方向性が見えてきそうです。一番わかりやすいユーロドルをトレードしながら日々のニュースを追いつつ、週末を待ちましょう。
本記事に関して要望や質問、反対意見やクレーム等あればコメント欄かTwitter(@Mocha_crypto)へお願いします。私と違う考察があれば是非教えていただきたいです。